定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは、利用者が24時間いつでも介護福祉士を自宅に呼び介護や看護を受けられるサービスです。このサービスの対象者は、要介護認定1~5の方で、利用する施設の所在している地域に住民票があることが前提となります。訪問介護員の仕事内容は、サービス毎に異なります。主なサービス内容は以下の3つです。
まず、定期巡回サービスでは、訪問介護計画書をもとに各利用者に合わせたサービスを提供します。入浴や食事補助など、10~15分ほどの短い時間の介護を1日に何度か提供することができます。また、随時対応・随時訪問サービスでは、利用者が必要な時にだけ訪問サービスを提供します。各自宅に設置されるケアコールで24時間オペレーターに連絡が取れ、いつもと状況が違い介助が必要であると判断された場合にのみ訪問します。
訪問看護サービスでは、看護師が自宅に訪問し、必要な看護を提供することができます。健康状態の観察やリハビリ、点滴、注射といった医療行為を行う場合もあります。医師の指示のもとで看護師が処置を行うため、病院ではなく自宅で最期を迎えたいという人向けのサービスでもあります。介護保険には支給限度額があるため、1日に何度も訪問介護を利用するような方がこの制度を利用しています。利用者が多い事業所の場合、2日に1回程度、利用者が少ない事業所の場合には週に1回程度のサービス利用があります。一人暮らしの高齢者や自宅で看護師の医療ケアを受けたい方に最適なサービスなのです。(参照サイト:在宅ニーズに応える【定期巡回・随時対応型訪問介護看護】とは)